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郷愁の赤ウインナーと昭和歌謡 / 浦和 仲銀居酒屋 つるてんてん

浦和ナカギンザ

 浦和駅西口、コルソの裏側に建つ「ナカギンザビル」。その一階は24時間通れる70メートル程の長さがあるアーケードになっている。元々戦後の闇市から発展した商店街で、現在は飲食店中心に約20店舗が営業中。その中でもシンボリック的な存在なのが「おでん種 増田屋」。18時ぐらいには閉まってしまうので土曜日にしか買うことができないが、ここの種は本当に旨いと思う。

つるてんてん

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 そんな浦和の酒呑みたちが自然と集まってくるのがこの仲銀座通り。この日はその仲銀座に店を構える「仲銀居酒屋 つるてんてん」の暖簾をくぐった。今日もツーマンセル。


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 ここ「つるてんてん」はまだ開業1年なのだけど、昔からある昭和酒場の雰囲気が落ち着いてホッとする。そしてBGMは昭和歌謡ポップス。どの有線チャンネルかはわからないが、ヒット曲中心ではない選曲がとても心地いい。まずはメガで角ハイを注文。

赤ウインナーの想い出

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 そしてここでは昔懐かしい赤ウインナーを注文するのが決まり事。今は赤い着色料がカラダによくないという都市伝説のためか、あまり見かける事も少なくなったけど、ここではやっぱり赤ウインナーが無性に食べたくなる。


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 角のハイボールと赤ウインナーと昭和歌謡ポップス。最強すぎ。

唐揚げ、そしてトロタク

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 そしてやっぱり鶏の唐揚げ。浦和・北浦和には唐揚げを1つづつ注文できるお店が数店舗あるのでとても助かる。そしてマヨがあるのが落ち着く所以。角ハイと鶏カラと昭和歌謡。どう考えても最強。


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 そしてこれも「つるてんてん」で必ず注文する「おつまみ トロタク」。マグロとたくあんを混ぜ、海苔に巻いて、わざび醤油で食べるのが実にうまい。ここに納豆を加えて卵まで入れちゃうとまったく違う料理になってしまうので、このマグロ(中落ち)、たくあん、ネギだけを海苔に巻いて食べるのが、実にシンプルで間違いなく旨い。


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 角ハイとトロタクと昭和歌謡ポップス。果てしなく最強。

 そしてここで渡辺真知子の「唇よ、熱く君を語れ」が流れてきた。これは1980年(昭和55年)の7枚目のシングル。今までずっと失恋の曲ばかり歌っていた渡辺真知子が、彼女らしい明るさで盛り上がる曲です。

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 「つるてんてん」はツマミの品数もかなり豊富で、仲銀座通りの中でも一本筋が通った良心的でとてもいい店だなぁといつも思う。また昭和を思い出すために寄らせて頂きます。