月刊「肉と私」
地元で知り合った酒飲み仲間と月一から隔月ぐらいの間隔で仲の良いご夫婦のお宅にお邪魔して、肉とワインを美味しく頂く会、月刊「肉と私」を開催しています。肉、肉、肉って訳でもないため、「肉とワインとパスタと私」って感じでしょうか。
酒飲み仲間というのは元々は他人です(笑)馴染みの居酒屋やバーで知り合った気の合う仲間たちがたまに集まって、各人が本気手料理をふるまい、珍しい酒やツマミを持ち寄って楽しいひと時を過ごします。
まずこの日は燻製味玉(ホストのM氏作)と塩豚のコンフィ(S氏作)からスタート。最初からテンション上がります。塩豚のコンフィは2晩塩漬けにした極み豚のリブロースをオリーブオイルと玉ねぎでコンフィ。余ったオイルはバケットに付けるソースに再利用しています。手が込んでますね〜。
チーズはE女史ご持参のミモレット、ベームスターゴートと各種。私は遅れて到着したため、画像のチーズは少なくなっているのかな・・・。でもチーズ好きの私としてはたまりませんです。画像下はメープルシロップ。
究極のメープルシロップ「NOBLE 01」
ある意味本日の目玉!シアトルのミクニ・ワイルドハーベスト社のアルチザンメープルシロップ「NOBLE HANDCRAFTED」。バーボンバレルで6~9カ月間熟成した「トニック01」。この未体験の奥深くて美しい香りと味わいは本当に感動します。バーボンとアメリカンオークの深い香りをまとったまさに大人のメープルシロップ。60ml(1404円)と450ml(5292円)の二種類が販売されているのですが、サクッと450mlを入手するM氏!やるな!
S氏作「カリカリベーコン入りのポテサラ」。カリカリにしたS家製ベーコンをみんな大好きポテトサラダにインしており、マスタードを効かせて酒飲み仕様にしてありました。S氏やるね〜最高です。
真ん中はククルザのポップコーンでトリュフフロマージュポルチーニ味(S氏)。そしてハムはモルタデッラ。ボローニャソーセージともいい、肉にラード、黒胡椒、ピスタチオなんかが入ってます(M氏)。そして市販のミックスナッツをスモークしたナッツの燻製もM氏作。それと椎茸を揚げたサクサクスナック(E女史)。
ブッラータ
そしてこれもある意味本日のメイン of メイン。ブッラータを使ったカプレーゼ光臨!これで全員のテンションが一気にMAX!南イタリア、プーリア州原産といわれるブッラータ。モッツアレッラの生地で作った袋に、細かくしたモッツァレッラとクリームを入れ、巾着状に口を縛ったチーズがこれ。またこれが最高に美味い。
M氏の奥様が思い入れたっぷりにブッラータ入刀の儀。真っ白でつるつるした生地ににナイフを入れた瞬間、とろりと中身が流れ出してきます。それをトマトと共に口に入れると・・・あぁ〜クリーミー、そしてなんてエレガントなんでしょう。素晴らしい究極の味わいが今ここに!
そして牡蠣の燻製 by M氏。もうたまらない!しか言葉に出ない!
E女史ご持参のスペインビール「イネディット」。世界一予約の取れないスペインの高級レストラン「エルブジ」の料理長がバルセロナのビールメーカー「ダム社」と共同開発して生まれた究極のビール。これはワイングラスでシャンパンのよう楽しむのがいいのです。今日の料理にもぴったり。
怒涛の本気料理
マグロのタルタル by M氏。材料は、ニンニク、玉ねぎ、アンチョビ、ケッパー、オリーブ、イタリアンパセリ、ディル、卵黄、塩、胡椒、オリーブオイル。旨すぎ!
S氏の実家製ベーコンはお父様の手作り。今回は富士幻豚のバラ肉を使用されていて作成期間は約1ヶ月!旨すぎ!
バルバレスコとバローロ
私が持参した赤ワインの1本で、バルバレスコ(Barbaresco)2010年 テッレ・ダ・ヴィーノ社。やはり2000円を超える赤ワインは確実に違います。レストランや酒場で6〜7000円するワインこそホームパーティーで開けるのがいいんですよね。
続けて黒毛和牛 牛すじの赤ワインとビール煮込み(M氏作)。旨い!間違いなし!
同じくテッレ・ダ・ヴィーノ社のバローロも私持参。我ながらテンション上がります。バランスのいいエレガントなフルボディっていいよね〜
ナウシカのDVDを観ながら食べて飲む、食べて飲む、食べて飲む。あぁハードリカーが飲みたい感じに・・・