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「鯛ふじ」にて 鯛のカブト焼きから鯛茶漬けで〆る素晴らしい夜 / RICOH GR

夜の鯛ふじ

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 この日は日本橋箱崎町、水天宮駅近くの「鯛ふじ」での会食。夜の鯛ふじですのでとても愉しみにしていました。鯛ふじと言えばランチが有名で、焼き魚定食(松・竹)、鯛丼、鯛茶漬けが人気ですが、個人的には焼き魚定食の一択。ほんと美味しいと思います。しかしこの日は夜。完全おまかせコースです。


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 今回は(会食の雰囲気から)何のお料理かをあまりお聞きできなかったため写真中心の記事となりますが、コースのお料理は(かなり酔いながらも)すべて撮影することが出来ました。お店の女将さんも「どうぞどうぞ、撮ってくださいな」と言ってくださいましたので、いつものRICOH GRでの撮影で、画像は撮って出しです。


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 もう序盤戦からお酒を飲みながら美味しい料理を頂ける事にシアワセを感じつつお刺身を味わい、ゆったりとした時間を過ごしていきます。しかしお酒を飲む方々も結構食べるスピードって速いですよね。あっという間に1品食べ終わって食器をカウンターの上に置いてます。私はゆっくりと酒を飲みながらツマむタイプなので、どうしても遅れを取っちゃうのですが。


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 最高の割烹料理を頂ける「鯛ふじ」ですがお酒の種類だけがもうすこし。確かに寿司屋とかだと、旨い酒をあえて置かないという話もお聞きしますが、もう少し日本酒と焼酎の種類があればいいなぁといつも感じます。今回は赤霧島をボトルで頂きました。私は焼酎の場合はロックで頂きながら、チェイサーのお水を都度飲んでいくという飲み方です。


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 氷はカチ割りを用意して頂いたようです。美味しさが違いますよね。

鯛ふじと美味しんぼ

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 鯛ふじと言えば"美味しんぼ"でも登場しました。作中では大不二清兵衛という鯛ふじの店主が登場し士郎の相談役として、そしてアメリカ人のジェフ・ラーソンを弟子にして「鯛ふじ」で修業をさせていました。モデルとなった先代は既に故人となられ今は若いご主人がお店をまもっておられます。

 この炭火。これが素晴らしいのです。


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 そしてこのお店は女将さんとの会話がとても楽しく和めます。70歳過ぎて着物で毎日お店に出て、気さくにいろいろなお話をして頂けるお人柄こそ、真の「鯛ふじ」の魅力でもあります。


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 とにかく美味しいの一言。会話も酒もクイクイ進んでいきます。


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 鯛の皮のおせんべいをポリポリ。お酒がどんどん無くなっていきます。


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 そして鯛のかぶと焼きです。文句なしに最高です。


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 〆はもちろん鯛茶漬け!これも文句なし。間違いなし。たいへん美味しく頂きました。

 予算的にはお酒もまぁまぁ飲んだとしても1人1万円から1万5千円ぐらいでおさまるのではないかと思います。女将が言われるように築地で一番の鯛を仕入れていて、それを食べることができる喜び。そして先代の意思を受け継がれた謙虚で実直なご主人の腕。加えて気さくであたたかい女将さんのおもてなし。

 私はこの箱崎・水天宮の「鯛ふじ」、そしてさいたま市浦和の「くら川」に年数回訪れたいために働いているようなものです。


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