『海のはじまり』第2話

津野くんには一体なにがあったんだ。
水季母が津野を警戒し、嫌悪感さえも抱いている感じが強調され過ぎている。
実は海ちゃんの父親は津野でした、っていう後出しじゃんけんぐらいは、池松壮亮的にも欲しいんじゃないだろうか。
いや、だって津野が海ちゃんを今までお世話してきたから、ぽっと出の夏にマウントするって・・・いや、分かるよ。それはそうなのかもしれない。
でも実の父親として夏が出てきて、海は津野が世話して来たから、お前ふざけんなよ、マウントしてやるー!だけで終わるはずないでしょう。
こんなありきたりな話だと、池松壮亮という役者パワーとは釣り合わないし、さすがにマウントをとるだけの小物過ぎる津野、それを池松壮亮!・・・って無い感じがするわけです。

それに水季母は津野に一種の憤怒を内に抱いているわけだから。
よって津野もこれからサイコな感じを増してきて欲しいとは思う。水季は既にサイコな感じで充満しすぎだし、水季母はさらにホラー要素が加わり、これからも夏、そして津野を苦しめていく感じなんだと思う。

あと弥生と海ちゃんが徐々にうまくいかなくなり、並行して弥生が病魔に冒される、ぐらいまではいくのではないか。
あとやっぱり海ちゃんの台詞がどうしても気になって仕方がない。6歳の小学生がおよそ話さないセリフで埋め尽くされる違和感。泉谷星奈ちゃんの名演に確実に水を差している。
可愛らい海ちゃんのセリフで興醒めするってほんとやめて欲しい。

加えて来週以降も引き続き津野の動きに注目。

 

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