写真が趣味、カメラが趣味、わかります。
私もです。
写真はその場所に立ち、その瞬間を切り取るものです。最高です。この時点でまず自分に酔います。そして露出、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス、ピクチャースタイル、色合い、色の濃さ、コントラスト・・・とにかく考えることがたくさんあります。あり過ぎます。写真というのは簡単に撮れないところがいいのです。難しいから逆にいいのです。
カメラのモードダイヤルに緑色したオートモードがあります。ただ残念ながらその緑色だとなかなか良い写真は撮れません。上記の設定を試行錯誤しながら、何十枚、何百枚も撮り続けて、なんとか100枚に2～3枚、まぁまぁ納得できる写真が撮れれば良いくらいです。
ですのでアマチュア・カメラマンは語り出したら止まりません。レンズのこと、カメラのこと、今さっき雑誌CAPAから得てきた情報をも語り出します。語り続けます。ただそれ程まで語るのが好きな人達がまったく喋らなくなる瞬間があります。
それがモデル撮影です（汗）
私はあるフォトスクールに通っているのですが、年齢層はかなり高く、お爺ちゃん、お祖母ちゃんもいらっしゃいます。皆さん引退後の趣味として旅行とカメラを楽しまれている方々も多く、年齢層は30～60代ぐらいまで幅広い感じです。
通常、フォトスクールでは撮影実習があるのですが、そこにプロのモデルさんによるポートレートの撮影実習が組み込まれることが多いのです。プロのモデルさんによるポートレート撮影に慣れてる人はあまりいらっしゃいませんので、これがなかなかの鬼門です。スクールの生徒は20～30人いますので、モデルさんを独占できるのは1人あたり1分～3分間程度。この短い時間でいかにモデルさんと会話をし、笑顔を引き出すか、そしてちょっと自分好みの注文を出したりして・・・あくまでも「撮影実習」という名目のもと、恥ずかしさを振り払って頑張るしかありません。
ただ、我々、まったく慣れていませんので、モデルさんを前にしてダンマリ・・・・・無言・・・・・シャッター、カシャカシャ、カシャカシャ、カシャカシャ・・・・あっという間に終了。何も喋らず終了。この事態に陥ります。
今回は天海あむるさんというモデルさんでした。レースクイーンもされていて、やはりプロの方は文句なしに可愛いのです。
これがまだモデルさんと１対１ならなんとかなるのでしょうが、スクールの撮影実習だと他の生徒さんも周りにいますので、とにかくモデルさんに話しかけることが恥ずかしいんですよね。特に女性陣はほぼ無言で撮影してます（笑）
ただなんとか頑張って
「目線お願いしまーす」「少し上むいてもらえますか」「振り向いてもらえますか」
これくらいが限界です（笑）
という事で、今回もなんとか乗り切りましたが、先生の講評がコワイです・・・。
実際は何百枚と撮りました。スクールではその中から12枚を選び、且つそこからベストショットを選んで先生に講評してもらいます。
ということで写真少なめですが、フォトスクールにおける一番の難関、モデル撮影実習のお話でした。
（写真の掲載はご本人から許可を頂きました。）
今週のお題「2013年、夏の思い出」
【家呑みブログやってます】
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