水族館での撮影
夏の撮影と言えばなんといっても水辺です。滝、渓流、海、そして水族館なんかもいいですよね~。水族館デート・・・とか・・・男は一眼レフ、女性はミラーレス一眼を持ち、二人で撮影デート(もちろんイメージは宮崎あおい)、もう妄想が止まりません。
ということもあり、私が通っている、あるフォトスクールでも撮影実習地が水族館に決まったのです。
ただ、私はあいにくその日が都合わるく、別の日に1人で撮影に行くことになってしまいました・・・。ということもありまして、まずは水族館での撮影についての「秘伝」か何かを入手すべく、本、雑誌、ネットを調べてみたのです。
でもこういう撮影テクの予習って、当日ファインダーをのぞいた瞬間、一気に忘れます。すべて忘れます。真っ白になります。ですので、たくさんの情報を詰め込んでも仕方ないので、特に重要なポイントだけを頭に入れておくことにしました。
明るいレンズで攻める
本当は単焦点レンズがいいようですが、私はいつもの Canon EF-S 17-55mm F2.8 でいくしかありません。雑誌を見ると24mmから60mmぐらいまでの作例が多いみたいなので、まずは、このズームレンズで F2.8 オンリーの開放同盟(明るいF値をこよなく愛し、なんでもかんでも絞り開放で撮るお茶目な集団)で攻めます。
ISO感度は800がベース
被写体ブレを防ぐためには、ISO感度をアップしてシャッタースピードを稼ぎます。ISOは800をベースにして、場合によってはISO 1600, 3200にあげる方針で。
シャッタースピードは1/100確保
シャッタースピードは速いにこしたことはありませんが、絞りとISO感度との絡みもありますので、1/100秒以下を目指し、できれば 1/250。
ホワイトバランスはオートか太陽光
一応今回はオート(AWB)で行こうかなと思っているのですが、自然の光が差し込んでいれば太陽光、そして海の青さを強調する場合は、太陽光+マゼンタ最大で。こんな予習しておいても結局はオートでいくのでしょうが・・・。
流し撮りに挑戦
意外と流し撮りの記述が多かったので、一応挑戦するつもりです。シャッタースピードは1/15か1/30でいきます。
露出補正はアンダー
プロの写真家の作例をみていると
- F4, 1/250, -1補正, ISO800, WBオート
- F4, 1/50, -1.3補正, ISO800, WBオート
- F4, 1/50, -1.3補正, ISO800, WBオート
と、マイナス補正が多いのです。
と、そろそろファインダーをのぞいた瞬間にすべて忘れそうになってきましたので、一旦まとめますと
まとめ
水族館でオレは撮る!の暗記メモ
- ISOは800, 1600, 3200 (水槽の明るさによって調整)
- シャッタースピードは、1/100~1/250 (流し撮りは1/15~1/30 手ブレ補正切る!)
- ホワイトバランスは、オートか太陽光 (緑色になってしまったら考える)
- 露出補正はアンダー気味の-1~-1.3 (水槽の明るさによって調整)
- キヤノン独自:ピクチャースタイル「エメラルド」ダウンロードする、高速連射、AIサーボAF
- おまけ:野外のイルカショーとかは、TVモードで 1/1000を確保して ISOはオート
- スローガン:大胆な構図!水面のぶくぶく感、背景には岩、無味乾燥な構図からの脱却!
ということで、「基本はその場、その場の明るさで、設定を調整する」というのが本来の姿なのですが、私の場合現場に行くと、頭真っ白になってすべて情報が飛びますので、ある程度の数値は決めていくことが多いです。
でも一番大切なのは、無味乾燥な構図からの脱却!
がんばろ。
本日は以上になります。
参考
水族館で上手に写真を撮るためのポイント、21連発! - studio9