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長岡花火をオレは撮る!(今年こそは花火をキレイに撮影する予習編)

オレは撮る!

(ルフィ風に)「オレは撮る!」シリーズの第二弾です。基本的にブログに写真をアップしている方たちは私を含めて、「これを撮ってくる!」という宣言を普通はしません。撮ってきたものの中からベストショットを選んで、「ここに行って来ました~」的に掲載します。これは普通です。

ただこの「オレは撮る!」という記事は、あらかじめコレを撮ってくると宣言をすることで、自分でより深く予習を行わざるを得なくなり、成果物である写真をブログにアップするという緊張感を保ちながら撮影に臨むことになります。これは、かなりM系でないとつとまらない行動形式であり、まったく成果が得られない場合は死にたくなる可能性も秘めてます。

予習:水族館でオレは撮る!(写真撮影 最小限の予習メモ) - Rocketboy Digital

結果:初めての水族館での写真撮影でダイバーのお姉さんと魚たちに涙が出てきた - Rocketboy Digital


そして花火なんて撮ったことのない私が日本一と言われている「長岡まつり2013」の「大花火大会」に行くことになりました。地元の花火大会で予習もしてません。まさにぶっつけ本番。これが今回の「長岡花火をオレは撮る!」です。

「長岡花火」公式ウェブサイト 世界へ、未来へ、平和への想いをつなぐ花火(一般財団法人 長岡花火財団)

以下、予習の結果をお届けします。如何にも知った風に書いてあります。


機材の準備

カメラ

まずはカメラですが、

  • シャッター速度が変えられるもの
  • シャッター速度をB(バルブ)に設定できるもの

これが最初の関門です。一眼レフやミラーレス一眼であればほぼ大丈夫。高級コンデジなんかもB(バルブ)モードはありますので、まずは説明書のチェックを。

このバルブというモードは、シャッター速度を何秒と決めずにシャッターボタンを押している間はずっと露光を行うモードの事です。1発だけの花火を撮るのであれば、4秒~8秒とかでも大丈夫なのですが、複数の花火を写しこみたい場合は、自分で露光時間を調整するためにもバルブ撮影はほぼ必須だと思います。私はメインカメラのEOS 7Dで撮影してきます。

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レンズ

レンズに関しては、一応広角から望遠まで用意しておくと便利です。なお花火に関しては高級なレンズは必要ありません。結局絞りますし、手振れ補正も切りますので、18-200mmぐらいの便利ズームで充分だと思ってます。

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三脚

数秒間~数十秒間、シャッターを開きっぱなしにして撮影しますので、三脚は必須です。高さは必要ありませんが、グラグラ揺れてしまうとブレブレになりますので、出来る限り頑丈でしっかりしたものがいいと思います。

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リモートスイッチ(ケーブルレリーズ)

カメラ本体のシャッターボタンを使わずに、カメラにつなげたワイヤーの先にシャターボタンがあるカメラグッズです。メーカーによっても、カメラの機種によっても使えるタイプが異なるため、その点だけが注意です。

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ペンライト

やはり夜は暗いですし、カメラの設定画面を見るため、カバンの中を照らすためにも1つはあったほうがオススメです。

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レジャーシート

うん。これは必要ですよね。

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黒いうちわ

露光を調整する黒いうちわ!これは必須です。私は自作で臨みます。

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予備バッテリー&予備メモリーカード

そしてこれはいつもの事ですが、予備バッテリーと予備メモリーカードは持っていけば安心です。私は今回純正のバッテリーとサンディスクのCFカード32GBを買いました。高い! 

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まずは準備編、以上になります。


撮影テク

カメラの設定

私はキヤノン EOS 7Dになりますが、まずはカメラの絞り、ISO、WBとかの設定です。

  • 撮影モード:B(バルブ)、M(マニュアル)
  • 絞り:F11で始めて明るければ、F16、F22へシフト
  • ISO :100固定
  • ホワイトバランス:AWB(オート)でスタートし、電球(白熱球)を試す
  • ピクチャースタイル:風景
  • 手ぶれ補正機能(IS):オフ
  • 長時間露光のノイズ低減:オフ

明るさ調整

明るさを調整するのは露出補正ではなく絞りです。明るければ、F8 → F11→ F16 → F22とシフトしていく。これ重要。


ピントが命!

ピントを合わせることが本当に重要です。基本的に雑誌とかでは、花火が始まる前に、打ち上げ台など花火の周辺にピントを合わせておき、すぐにMFに切り替えてピントを固定。つまり置きピンが基本と書いてある書籍や雑誌が多いです。

でも一応私は、置きピンではなく、最初の方の花火に対してAFでピントを合わせ、すぐAFからMFに切り替える方式にしようと思ってます。


イメトレ

さて最後は本番へ向けての擬似撮影、イメトレです。ただバルブ撮影でシャッター開けっ放しではあまり良い花火は撮れないかもしれません。キレイな花火だけを選んで、複数の花火を1枚に入れる・・・・初めてなのにこんなにはハードル上げていいのでしょうか。


イメトレ:黒うちわの活用方法

  • フレーミングを想像する
  • 花火にAFでピントを合わす
  • すぐさまレンズをMFに切り替える
  • 左手にレリーズ、右手に黒いうちわを持つ
  • 黒いうちわをレンズの前にかざす
  • レリーズでシャッター開ける
  • レリーズをロックする
  • 花火が上がりはじめたら黒うちわ上げる
  • 花火の状況で黒うちわを上げ下げ
  • そしてシャッターを閉める



おわりに

こんなにうまくいくとは思いませんが、イメージトレーニングを重ねて、ぶっつけで本番に臨みまず。なんにも花火の写真がアップされなかったら撃沈したと思ってください。 


それでは、こちらからは以上になります。 


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