暖色系でサクラを撮る
サクラが咲き出しましたので週末ワクワクしながらカメラを持って出かけてきました。まずは新宿御苑かな、という単純な思考回路で、もの凄い人出の御苑でサクラの撮影です。しかしサクラを撮ると毎年同じような写真になってしまうため、今回は自分にテーマを設けて撮ることにしてみました。なおデジタルくささが苦手な方は、そっ閉じ推奨でございます。
- JPGで勝負する
- ピンクを強調する
- 露出はハイキー
まずはこの３点です。
最初の「JPGで勝負する」というのは米美知子先生ばりに「その場で作る」「その場で仕上げる」という意味でRAWデータではなく、現地で作品を作り上げていくというある種の意気込み。よってホワイトバランス、ピクチャースタイルも、その場その場で設定するというかなり面倒な作業が続きます。まったく意味が無い…と指摘されそうですが、結局家で現像する事がなかなか出来ないため、ここは最初から謝っておきます。すいません。
そして「ピンクを強調」「露出はハイキー」に関しては、「マンネリ打破」という理由だけです。機材はいつものCanon EOS 7D Mark II
JPGですので、ホワイトバランスは太陽光でマゼンタを大胆にプラスに、そしてピクチャースタイルの色の濃さもプラス寄りで撮ります。そして露出補正もかなりプラスしてこんな感じです。かなり女子っぽくて個人的には満足なのですがいかがでしょうか。
マゼンタピンクシフトを敷くと、全体がピンクピンクしますが（あたりまえ）、空はこんな感じに真っ青ではなくなります。やはり空を含めて余計なものを移さないほうがこのマゼンタシフト＋ハイキーはいいようですね。
木々を傷つけないようにそっとダンボーフォトも織り交ぜてみます。あまりハイキーだとダンボーの顔がトンでしまいますので、露出補正とマゼンタピンクはその都度変えていきました。そして合間合間でポートレート撮影をしていく感じでしたので、モードダイヤルの登録（カスタム撮影モード）は必須です。3つでも足りないくらい。
ピンクをもっとピンクに
これは陽光（ヨウコウ）桜です。この日の新宿御苑でもかなり目立つ濃いピンク色でたくさんの人がカメラを向けていました。さすがにホワイトバランスのマゼンタを少し調整しながらの撮影です。
でも今日は「気分はピンク」ですので（笑）結果調子に乗ってさらにピンク色を強調します。
色の濃さ
キヤノンでは仕上がり設定をピクチャースタイルと言いますが、基本的にこの日は色の濃さを+3で撮り続けています。
なぜこれだけ色の濃さ+4、コントラスト+4なのかは記憶に無いのですが、胴咲きは今回のハイキー系の趣旨とは違うような気がして数枚のみの撮影。
いつもと違った色みで
もう色の感覚が麻痺してきていますが、特にソメイヨシノはマゼンタ多めじゃないと色が薄い！と思うようになってしまいました。ほとんどビョーキです。
たまに小鳥が来てくれると夢中になって連写し続けるのですが、それ程の写真はいつも撮れません・・・ハイ。
もういいよってくらいにピンクピンク＆ハイキーハイキーで攻めます。
サクラ・ダンボーフォト
やはりせっかくなのでダンボーフォトも撮っておきます。木々を傷めないように設置するのですが、とにかくそぉっとそぉっとのせて撮ります。
サクラにピントがきてませんが・・・まぁ変な感じに撮れたので良し。
これだけ家の近所のサクラです。という事で、ホワイトバランスを太陽光で大胆にマゼンタ寄り（+6〜7）に、そして色の濃さをプラス（+3〜4）に、そして露出補正をプラス（+1.0〜2.0）にして撮影してみました。正直言いますと最後は飽きてきましたが、でも撮影中は楽しかったので良しとしましょう。あまりこの設定で撮り続けていると女子力が向上しちゃうので注意です。
でも米美知子先生には「気持ちわる〜い！デジタルくさい！」って怒鳴られそうですが…いや…敢えて叱られたい！
トピック「花見」について
