日経WOMANのこの記事に460以上ものブクマがつくのですね(棒読み)
上記記事の場合、「レフ板、持ちあるくんかい!」っていうツッコミがデフォだと思っていたのですが、意外と「参考になります!」「やってみます!」的なブコメが多く衝撃的でした。やはり真摯にしっかりと取材して、丁寧に作り上げた記事というのは読者も共感を得る、という事なのでしょう。
ただ私の場合、居酒屋でしか料理の写真は撮りませんし、基本的に周りがひかない程度に、威圧感のない撮影をして、サッと終わらす事を重要視しています。なので、逆光?( ゚Д゚)ハァ? レフ板(゚Д゚)ハァ? という、心の狭い感想がついつい出てきてしまいます。
では居酒屋において、まぁまぁそれなりに撮るコツ・・・・それは2つのポイントに集約されると思ってます。
- 露出補正 +0.7(+2/3)
- 寄る!
それと、一番大切なのは「撮る私はどんどん酔っ払ってくる」という認識であり、なんだかんだの難しい設定や、逆光の意識やレフ板取り出すなんて無理なお話なのです。(今回のカメラはスマホではなく、コンデジをイメージしてます。)
写真は何をおいても、まずはピント、その次が露出です。露出というのは、明るさと光の量ぐらいと思って頂いてかまいません。デジカメの撮影モードは P か、A(AV)でお願いします。この場合、カメラは適性露出を自動で決めてくれますが、そこからもう少し明るめに(オーバー気味に)露出を補正します。
この露出補正が出来ないデジカメでしたら、今すぐ叩き割ってAmazonで即ポチることをお勧めします。
なおプラスの補正値ですが私は、プラス0.7(+2/3)、もしくはプラス1.0(1段プラス) ぐらいで撮ってます。
とにかく居酒屋は暗いのです。ですので、生やお通しが運ばれてくる前に露出補正 +0.7 のセットをしておきましょう。
ちなみに意外と普段使いの時も、ずーっと補正+0.7でも構いません。特に赤ちゃんや子供さん、そして花を撮る方は常に露出補正+0.7でいけます。もし露出補正が出来ないデジカメをお持ちでしたら、今すぐおもいっきり粉々に叩(ry Amazon(ry
そして撮る時は「寄る!」
斜めから、真横から、真っ正面から、とにかく寄る。つまり寄ることで余計なものはフレームに入れないのです。
「写真は引き算です」(←さんざん言われるフレーズを、敢えてドヤ顔で言うこの恥ずかしさ)。
この焼きおにぎりの写真も、若干背景がうるさい感じもしますが、〆の時点ではベロベロですし、まぁ「後ボケ」になっているので、僕的にはOKです。(←自分には甘い)
後ボケ、もしくは前ボケも狙いたいのですが、ピントは絶対狙った位置に決めることが大切です。これは左下のメンチカツの前面にピントを合わせてます。もちろんプラス補正で、寄ります。
ここまでの写真ですが、今じっくり見るとまだまだ暗いでしょうか・・・。
でもこの写真、わざとらしく後ろに日本酒が写っていますが、この背景処理は我ながら、なかなかいいなぁと感心しています(笑) 普通、徳利とお猪口は料理の手前にありますので、わざわざ動かしたんでしょうね(笑)酔っていない時しか出来ませんが、ちょっとした手間でかなり写真の出来栄えは変わってきます。
この料理はつくねと生のピーマンを、生卵に付けて食べるのです。美味しすぎです。
なんかアングルが同じですね。居酒屋で出るとんかつです。まぁまぁ明るくてよかったです。
飲み物だって寄りましょう。写真って被写体を大きく写すのが絶対オススメです。
ディズニーランドでの写真なんかでも、顔はフレームの2/3ぐらいまで大きく入れて、シンデレラ城なんて、右上にチョコっと入っていればいいのです。とにかくフレーミングをダイナミックに!赤ちゃんやお子さんの写真も、背景よりもまずは寄りです!寄り!
ということで、私の写真がなんとなく今ひとつという感じもしますが、露出補正と寄り!これで週末の飲みも、明るくダイナミックに撮れたらなーと思ってます。
本日は以上になります。