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渡辺有子さんの本を男が読む時

 料理家、渡辺有子(わたなべゆうこ)さんの本を2冊購入。 彼女のライフスタイルに共感する女性ファンは多いと思うんですが、男の私でもこの2冊は良い本だと思います。既に版元品切れなので、古本での購入です。

 

アジアの調味料でいつものご飯」は買ってはみたものの普段はあまり使わないアジアの調味料を、アジアの料理ではなく、日々のいつもの料理に使ってみるというのがテーマ。ナムプラー、ニョクマム、豆板醤、コチュジャン、ミント、香菜などのアジアン調味料&ハーブを使いこなすアイデアは、なかなか参考になります。

 

 左の「高菜のつるつるうどん」にはコチュジャンとナンプラー、右の「ベトナムにゅうめん」にはニョクマムが使われています。やっぱりアジアは麺ですよね~。真っ先に目に入ったこの「ベトナムにゅうめん」をまずは作りたいです。

 

 左が「根菜のナンプラー煮」、右が「ナンプラー煮魚」。タイのナンプラーを使用するレシピが意外と多くて嬉しいです。それと料理の写真(撮影)がとても参考になります。クロスや食器のセンスも良い感じ。コンセプトも、いつもの「普通のご飯」にアジアン調味料というのが、手軽でちょっと作ってみようかな、という気にさせます。

 

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もう1冊は「普段の器」というタイトルで、自宅の器に、いつものおかずを盛り付けるというのがテーマ。タイトルにもある食器たちは、なかなかセンスがよくて参考になります。語り口調は、まぁ・・・男が読んでもギリギリ耐えられる感じでしょうか(汗)

 

このページは「週末の朝の食卓」というタイトル。食器とインテリアのセンスに共感する人は多そうですよね。ただ、このあたりから男が読むとイラッとくる文章がかなり出てきますので要注意なのですが、まぁ私も大人ですし、古本ですので、我慢、ガマンです。

 

 タイトル「ふたりのテーブル」・・・このグッとくる感とイラっとする感が同時に味わえるので、夜のぼんやりタイムにはピッタリです(笑)

ということで、2冊とも定価だと高すぎてお勧めできませんが、今なら古本で安く入手できますので、食器やインテリア、そして料理写真に興味がありましたら買ってもいいかなーと思います。夜にボーッと見るにはいい本です。

 

普段の器

普段の器

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