COFFEEポケット
この日の朝はホテルの近く「コーヒー ポケット」という昔ながらの喫茶店に入ってみる。京都には個人経営の喫茶店がまだまだ残っているのがとても羨ましい。モーニング400円。コーヒーがとても美味しく、サンドイッチと共に頂いた。さあ今日はどこに行こうか・・・・・。
京都水族館
観光があまり好きではない私でもその地方の水族館には必ず行く。京都水族館は2012年3月開業。まだまだ新しい。
何と言っても大水槽が素晴らしい。日本海をイメージしていて、1~2階吹き抜け、エイやウミガメなどが元気よく泳いでいた。ちなみにこの京都水族館は日本初の完全な人工海水利用型の水族館である。
何時間でもボーっと観ていられる。ただ、大水槽でのダイバーさんによるショーは無いようで、ダイバーのお兄さんがたまに登場してエサをあげていた。お兄さんか・・・
居酒屋たつみ
まだ17時前ということもあり四条河原町交差点近くの「たつみ」に寄る。昼の12時から開店している京都を代表する大衆酒場だ。
生とポテサラを注文。入り口すぐのエリアは立ち飲みスペース。その奥の並びに6席ほど椅子席があったのでその隅に座る。でもここは常連の席だったかもしれない。
店中に貼られている品書きのビラをボーっと眺めてみる。100枚以上は絶対ある。やっぱり「串かつ」かな・・・と思って注文。豚肉ちょっとで玉葱中心って感じだが、ビールのアテにはちょうどいい。
2杯めをどうしようかと周りの常連を観察する。意外と瓶ビール組が多いような感じだが、ハイリキレモン率も多い。それならばと私もハイリキレモンをオーダー。京都で飲んでもいつものハイリキ。
品書きビラの中に「チーズ揚げ」を見つける。「小岩井チーズ」というそのまんまのビラも見つけたが、チーズ揚げを注文。私は取り敢えず「チーズ」という言葉が品書きにあれば注文してみる。ごくごく予想通りの味だが、それがこの大衆酒場「たつみ」によく合っている。70歳以上のお爺ちゃん達もひとりで飲みに来ていてテレビで相撲を観ていた。京都にもこういう信頼の厚い大衆的な飲み屋があるなんて素晴らしい。
祇園サンボア
祇園花見小路を通り越して路地に入る。この辺りの雰囲気はぶらっと入るにはとても敷居が高い。そのもっと奥まで歩いて到着したのが「祇園サンボア」だ。
カウンターのみのオーセンティックバー。開店時間の18時ちょうどにインしたら既に2名がマスターの正面席を確保。仕方ないので隅の方へ・・・。そして伝統のサンボアハイボールを注文。ウイスキーはダブル、氷なし、炭酸、そしてレモンピール。
うん、これは旨い。京都のバーは炭酸がとても強くて旨い。普通のウイルキンソンの炭酸だと思うのだが、なぜこんなにも炭酸が抜けないのか。お通しは落花生。
そしてこれもお通し「ホットサンド」が登場。今日はまだ先程の「たつみ」でしかつまんでないので、これが実に旨かった。ハムとキュウリのシンプルなホットサンドをつまみながらサンボアハイボールを飲む。シアワセです。
ハイランドモルトの「アベラワー10年」をロックでオーダー。注文した後に「やっぱりカクテルにしておけばよかったかな・・・」と毎回思うのだけど、やっぱりどこにいてもウイスキーが飲みたくなるのだから仕方がない。
山口瞳の筆による「サンボア」の白麻暖簾。今は引退して額装保存されているもので、これを見ることができて良かった。
マスターのお人柄、そして途中着物姿で現れたおかみ(マスターのお母様)の気遣い。こんな東京から来た一見客に対しても優しく接してくれる「祇園サンボア」に京都の奥深さを感じながら店をあとにした。
そして祇園を
さて、もう1軒ぐらい行く気まんまんで祇園をぶらぶら・・・。
【シリーズ:ひとり飲む、京都】
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【家呑みブログやってます】
本日からまた更新を再開しますので、よろしくお願いします。先週から遅めの夏休みを取っていて、京都へ飲むためだけの旅行をしてきたり、埼玉スタジアムでレッズ戦を観戦後...
【もちろん参考書は太田和彦著作本】