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書かない手帳術 - 来年も紙の手帳は専門手帳 - 鉄道手帳と天文手帳の魅力

結局書かない紙の手帳

 前回の記事で、新さんまを食べて夏の終わりを実感した事を書きましたが、そろそろ来年のカレンダーや手帳の予約も始まっており、早くも来年に向けての準備が始まろうとしています。というか1年過ぎるの早すぎ。

その中でもやはり「ほぼ日手帳」のラインアップ発表時期は盛り上がりますし、「今年こそは"ほぼ日手帳"頑張るぞ!」「やっぱり毎年買ってしまう"ほぼ日手帳"!」といったエントリーもこれからたくさん出てくるんだと思います。私ももちろんカバーと一緒にほぼ日手帳を購入しています。

この革カバー ヌメとファブリックのマキノコレクションのキラキラ。んー改めて見ると結構いい感じ。右のキラキラを男の私が常時持っているイメージはあまり湧かないものの、気に入ったカバーと共に使っていくほぼ日手帳は楽しいものです。ただ、手帳本体は....真っ白けです。でも買った当初はこんな感じで書くんですよね。


スケジュールというか単なる映画のメモなんでしょうが、素晴らしく頑張ってる感じがする(笑)でも.....その後は真っ白なのは言うまでもありません。

ようは純粋なスケジュール管理、タスク管理はGoogleカレンダーやDueというアプリで事足りますし、「今日の振り返り」とか「ライフログ」を紙の手帳に書くという事自体が僕には出来ないんだと思います。そう結論づけまして2015年度のほぼ日手帳は購入しませんでした。ただ上記(意外と豪華な)カバーがありますので、「取り敢えず中身だけでも買っとく?」という事態になる可能性はなくは無いですが、結局真っ白いままなのは確実ですので、なんとか買わないよう踏ん張るしかありません。

手帳のデータはクラウドに

 結局手帳に書くような項目はデータとしてクラウド上で管理するほうが入力も管理も楽ですから、このGoogle純正アプリを使うかどうかは別としてGoogleカレンダーで事足りることがほとんどです。

そして私はこのCalenGooというアプリを何故か使い続けています。英語なのに。

CalenGoo Calendar

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専門手帳を予約する

 来年も手帳のデータはクラウド上で管理していきますが、何故か私は「紙の手帳」も買い続けており、それはいわゆる「専門手帳」と呼ばれるものです。タモリ倶楽部で過去2回放映されているので、ご存知の方も多いと思うのですが、2014年1月には海上保安ダイアリー、鉄道手帳、農家日記、野鳥手帖仏教手帳が、2014年12月には花研手帳、天文手帳、クラブダイアリー、鉄道手帳、歴史手帳が紹介されていました。ようはごくごく限られた人たちの間だけで使われている手帳が専門手帳です。

タモリ倶楽部
  • 2014/12/12 今年は買い替えのタイミングばっちり! 専門手帳フェア2015
  • 2014/01/31  買った手帳がしっくりこない人必見! 超専門手帳2014


専門手帳は「ダイアリー編」と「資料編」に分かれているものが多いのですが、基本的にパラパラと見ているだけで楽しいですし、眺めるたびに手帳内に書かれている様々な情報を思い出し、イベント情報を忘れることが少なくなった.....気がします。 私が毎年買っているのがこの2冊です。

この手帳自体持ち歩くことは少ないのですが、必ず目に付くところに置いておき、週に数回パラパラと読んだり眺めたりする感じです。この習慣が無くなることはちょっと考えにくいほど日常生活に馴染んでます。もちろん手帳ですので書き込めるスペースは十分にあるのですが、やっぱり書くことはありません。

ちなみに鉄道手帳の2015年版は、東海道新幹線開業50年記念で新幹線の資料追加、そして寝台特急パーフェクトガイドの復活、定番のJR車両の形式記号や番号の読み方、貨物の運行路線の一覧、そして国内全駅網羅のカラーの路線図等、まぁとにかく楽しいです。天文手帳は大きさからしてザ・手帳!という感じ。でも逆にスケジュール部分は1週間単位なので使いにくそうですが、なんたって回転する星座早見表が手帳内に(驚)ついていますし、写真を撮りに行く時に普通に知りたい日出、日没、月出、月没、月齢情報がのっているので、これも毎年買い続けています。でもこの手帳に何か書くことはありません(笑)

鉄道手帳の2016年版は既に予約が始まってます
[asin:4422240633:detail]

天文手帳の2016年版は11月以降の発売でしょうか
[asin:4805208775:detail]

気になる手帳の予約と入手

 上記の鉄道手帳は既に予約が始まっていますし、あと野鳥手帖も仏教手帳も気になっています。ただ手帳形式でなくて専門書買えよって感じもするんですが、暦と連動している情報を見て確認することが日々の生活の中でちょっとした楽しみになっているので、まずはなんとしても確実に入手できるよう頑張るしかありません(実は意外と売り切れる時もあり、タモリ倶楽部での放映があると入手困難になる手帳も)。

もう私は紙の手帳に書くことは無いと思いますので、ほぼ日手帳2016のラインアップの発表なんて全然関係ありませんが、なんとなく気にはなっています……。買いませんけどね、多分。



こんな記事も


軽井沢の避暑地パワーを実感した今年の夏2015

軽井沢という避暑地

今年(2015年)の8月前半は猛暑日が続き、本当に暑い夏でした。私は基本的に海よりは山、でも山というよりは避暑地、そして何もしない、カメラとKindleとPCがあればそれでいい......という(ダメな)人間ですので、今年も数日でしたが軽井沢に行ってきました。しかし軽井沢の避暑地パワーたるや、もの凄いものがありますね。今年は特にそれを実感しました。

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東京や埼玉だともう朝から日差しが強くて、夕方から夜にかけてもモワッとした蒸し蒸し状態が続いていたのですが、軽井沢は特に朝と夕方以降は一気に20℃近くまで気温も下がるので「これが避暑地ってやつか」と何度もつぶやきました。

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朝、目が覚めて窓を開けるとそこは森、そして木漏れ日、これぞザ・軽井沢という感じですが、三脚も無いのにいきなりリアル・レゾリューション・システムでの撮影を試みます。このリアレゾですが、手ブレ補正を応用したPENTAXの変態チックな超解像技術で、海外での表記はPixel Shift Resolution System。つまりイメージセンサーを1ピクセルずつシフトして4枚の画像を連続撮影し、そこから1枚の写真データを生成するという技術です。まぁ朝からテンション上がります。ちなみにこの記事内のリアル・レゾリューション・システムでの撮影はこれだけです(笑)

雲場池

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そして朝の散歩は雲場池(くもばいけ)。ここは毎回、そして毎日訪れます。特に何があるわけでもないのですが、緑に囲まれたとても美しい池で、なんだかとても落ち着きます。私は朝の7時台が人も少なく一番好きな時間帯なので自転車でサクッと行くことが多いです。しかしリアル・レゾリューション・システムで撮りたかったのですが三脚は無し。

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私は夏しか訪れたことがないのですが、カラマツやモミジの木々が生い茂っていますので秋は紅葉が綺麗なのでしょう。見頃は10月下旬みたいです。ただ夏でも、もの凄い人が押し寄せる時があるので、やっぱり観光地は朝8時までが勝負です。

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湖面に映る四季折々の自然が本当に美しくて何枚もシャッターを切りたくなります。無料で散策できる池ですので、あまり期待して行くと「えっ」って感じになるかもしれませんが、カメラを持っていくとかなり長時間の散歩になることが多いです。

アートフィルター

ここからはオリンパスのアートフィルターを使って撮影しています。撮って出しです。
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何故オリンパスのミラーレスを持つとアートフィルターのみで撮り続けてしまうのでしょうか。あー私だけですか......。

蕎麦を食べる

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軽井沢では昼は蕎麦。これは川上庵の鴨煮込みせいろ。

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そして海老が大きい天せいろ。せいろのお代わりは我慢。

結局いつものように、散歩して、写真撮って、Kindle本読んで、PCで作業して、蕎麦食べて、また散歩して、写真撮って、一気に気温が20℃!涼し!という避暑地パワーを感じた今年の軽井沢でした。

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Kindle版の本を定価で買うか、紙の本を1円で買うか

Kindleの魅力

Kindle Paperwhiteを購入してから自然と読書時間も増え、日替りセールをチェックするのも毎日の楽しみになっています。基本的に興味のある分野のKindle本を選ぶというのは変わらないのですが、日替りセールや出版社のセールによって「安いから買っておくか...ちょっと興味あるし...」という本と出会えていくこともなんだか楽しいのです。

たとえば山路徹著「口説きの技術」。山路氏と言えば麻木久仁子さん、大桃美代子さんとのドロドロな不倫騒動の一件がありましたが、その山路氏が書く「口説きの技術」。これは少し読んでみたい気がしますが、おそらく役に立たないんだろうなぁ、と思いがすぐよぎりますし、720円という値段を見て諦めるのが普通です。でもその時は角川のセール中で、Kindle版の値段が半額の360円。そのまま「1-Clickで今すぐ買う」ボタンを押してしまった訳です。

本の内容は仕事も恋愛も「口説きの技術」の優劣が大切という山路氏の持論が展開され、まぁ360円だったこともあり普通に楽しめました。そのような感じで、今までの自分では買わないような、選ばないような本との出会いがKindle本にはあるのが楽しいのです。そしてセールになるとあの祭りに参加してる感の高揚具合は、購入価格が1万円を超えてくると、自分がこのままダメ人間になってしまいそうな独特の危機感もあいまって、生きているという実感が湧いてきます(笑)

Kindle版か1円の古本か

ただKindle本はセールの時に買う、という意識が根付いてしまっていて、あまり定価で買うことはありません。たとえば以前Kindleのセールの時に購入した椎名誠氏の著作を読んでいるのですが、ずっとエッセイばかり読んでいたので、「アド・バード」というSF物でも読んでみようかとAmazonを見てみると、

アド・バード 椎名誠 新品 中古品
Kindle版 ¥ 907 --
単行本 -- ¥ 1
文庫 ¥ 977 ¥ 1

という価格になっていました。(2015年8月5日現在)

「Kindle版は907円かー。セールじゃないから仕方ないけど。でも高いな−」
「ん?マーケットプレイスの中古本なら1円かー。送料入れても258円かー」
「ブックオフなら文庫本108円で買えるのかな?図書館ならタダだけど。」

という感じの展開がいつも瞬時に頭の中で行われていくわけです。ブックオフや図書館という選択肢は(今は暑くて暑くて行きたくないので)一旦置いておくと、Kindle本の907円と1円本+送料で258円との戦いとなり、意外と紙の本を買ってしまう時があるんですよね。「もう最近は紙の本は買わなくなりましてね」なんて普段言っている僕ですが、価格差がある場合で紙の中古本が安かったら紙の本、そして文庫ではなく敢えて単行本とかを買ってしまう時もあります。

だとしたら、もしKindleのセールで半額の450円になったとしたらどうするのか問題もありますが、結局

  • Kindle版がセールで且つ399円以下ならKindle版を即買い
  • 紙の本が1円〜数百円で、Kindle版と倍以上の価格差があったら紙の本を買う可能性も

という感じになっています。

Kindle版が399円以下なら即買いという根拠はあまり無くて「200〜300円台なら、なんとなく安く感じられるので買いやすい」という理由だけなのですが、多少高くても作者に還元されるKindle版を優先し、価格差があまりにも大きい場合は作者に1円も入らない古本も買っちゃう、というのが非常に曖昧な自分なりの基準になってます。

最近買った本

最近であればこんな本を買ってます。

不格好経営 (単行本) 南場智子 BOOKOFF(ブックオフ) 360円
火車 (新潮文庫) 宮部 みゆき BOOKOFF(ブックオフ) 108円
「ドイツ帝国」が世界を破滅させる エマニュエル・トッド Kindle版 849円(ポイント169)
壬生義士伝(上)浅田 次郎 Kindle版 540円(ポイント270)
蜩ノ記 (単行本) 葉室 麟 マーケットプレイス 1円+送料257円
江夏豊の超野球学 エースになるための条件 マーケットプレイス 67円+送料257円


ベストセラーで在庫が豊富そうな本はブックオフで、Kindleになっていない本はマーケットプレイスで、そしてKindle本はやっぱりセール狙い、というのが現状の結論になってしまっています。もちろん値段を気にすること無く買えるのであればKindle本ですべて揃えたいのですが、やっぱり「Kindle本を定価で買えない病」にかかっているので、現状ではこんな感じが続いていくんだと思います。

現在セール待ちの本


定価で買わずにセールを待っているKindle本は、セールの時に買えたとしても、えてして未読・積ん読になりがち......という事実もありますが......まぁ気にしないことにしてます。


しかしすべてが悩ましい。


以上です。


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今週のお題「読書の夏」