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梅雨の花「ハナショウブ」は横から見る花

先日、清澄庭園であじさいを撮った後、今が見頃の「ハナショウブ」が咲いている庭園奥の菖蒲田に行ってみました。規模的にはあまり大きくありませんが、約350株のハナショウブが彩られており、背景も緑林ですので、風情ある光景を楽しむことができます。

現在清澄庭園では「花菖蒲と遊ぶ」というイベントが行われていました。「花菖蒲の楽しみ方」という特別ガイドの時間が設けられていたり、写真パネルの展示、俳句の募集、そして庭園ガイドという内容です。やはり都の庭園らしい比較的地味なイベント内容ですね。

ハナショウブは、江戸時代にノハナショウブを改良して作られた園芸品種ですので、鉢植えにも適してて、部屋の中で鑑賞してこそかもしれません。花の色も、白、紫、青を中心に、ピンクや黄色い花もあり、とても鮮やかで楽しめますよね。

清澄庭園の花菖蒲田は、なんと沼の中にあります。なので、まったく近付けません。寄って撮ることができないんですよね。今回はEF-S55-250mm F4-5.6 ISというキットレンズになっているお手軽・望遠ズームを持っていきました(今はⅡ型になってます)。

あまり人気のない白いハナショウブ。実物はとてもきれいなのですが、写真だとなかなか満足いく出来にならないのが悲しいとこです。

今年は花全体の見ごろが早くなっているような気がしますが、ハナショウブの花の命は特に短いので、今週末ぐらいが最後かもしれませんね。

「はなしょうぶ」「あやめ」「かきつばた」はよく似ているので居酒屋とかでもその違いがよく話題になりますが、まず菖蒲(ショウブ)と菖蒲(アヤメ)は、なんと漢字が同じ、そして菖蒲(ショウブ)と花菖蒲(ハナショウブ)は別物。それに、杜若(カキツバタ)が加わるともう大変です(笑)

花菖蒲は、背が高くて、花が大きくて、黄色い斑紋がある。居酒屋ネタとしては、コレだけ覚えておけば大丈夫だと思います(笑)

「花菖蒲と遊ぶ」というイベントの初日だというのに、来場者もあまり多くなく、とても落ち着いた庭園ですね。この日はとても暑くて、売店で食べた「牛乳モナカアイス」がとても美味しく感じました。また来園したいと思います。