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電子書籍で本を読むようになって 良かった事、驚いた事

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本はデジタルで読む

電子書籍で本を読むようになって1年半くらい経ちますが、電子書籍版があれば必ず電子版を購入して紙の本は買わなくなりました。でも私の周りで電子書籍リーダーを使ってそうな人って会社でも飲み仲間でもいないんですよね。なので電子書籍について情報交換できる相手っていないのです。

ということもあり、やはりまだまだ浸透していないKindle Paperwhite、Sony Reader、Nexus 7らを知り合いの前でいきなり出すのも(特に説明するのが)面倒なので、なんとなく躊躇しちゃいます(まぁ出す場面がそもそもないか・・・)。余談ですが、iPhone、Facebook、LINEはとにかく大流行ですが、電子書籍、タブレット、そしてクラウドのEvernote、Dropbox、SNSのTwitter、Tumblrなんかを使ってる人ってほぼいないなーと。あ、30代、40代が中心です。

以下、パワーユーザの方には今更感がとても強い内容ですので「そっ閉じ」推奨です。

電子書籍で良かったこと

電子書籍で本を読むようになって、「読みたい時にすぐ買える」「売り切れが無い」「絶版本が読める」というのは良く言われている事で確かにそうなのでしょう。でも私の場合それらに加えて、フォントが常に明朝体で読める!という事が実は非常に嬉しくて電子書籍が好きになった理由です。

この明朝体フォントに関する件は友人に言ってもほぼ100%「ふーん、そうなんだ」で終わってしまい、共感されたことは一度も無いのですが、書体がゴシック体の読み物を読むってなんか言葉で説明できない違和感が私にはありまして、それだけで避けていた本も多数あります。

Sony ReaderもKindle PWの明朝体も特には問題ありませんし、新しいKindle Paperwhiteの筑紫明朝は少し細すぎる感じもしますが結構気に入ってます。

先日是枝裕和監督の著作「歩くような速さで」を読みたくてAmazonで調べたところ電子版は無いようなので仕方なく紙の本を買ったのですが・・・これはなんというフォントなのでしょうか・・・ゴシックというかPOPというか、でもよくよく見ると明朝体の変形っぽくも見え・・・いきなり紙の本を注文してしまったのは迂闊でした。

ただ少し検索してみたところ・・・ゴシック派の方も多いみたいですね。いずれにしても自分の好きなフォントで読めるのが、電子書籍で実は一番良かったところなのです。

電子書籍で驚いたこと

今では多少改善されましたが、最初電子書籍リーダーを操作すると、その反応速度の遅さにびっくりすると思います。まさかこの時代に!って感じで、タップに対するレスポンスがゆったりまったりなのですが、それでも最新機種は一応CPUの高速化とE Ink電子ペーパーが新世代に変化したらしく速くはなっているんですよね。

それと衝撃的だったのがページをめくるとモワモワッビョン!と白黒反転したこと。これは誰もが驚いたと思いますが、今ではかなり改善されていて、Sony ReaderのT3Sだとほぼ白黒反転はありませんし、Kindle Paperwhiteも・・・・まぁなんとか。

それと言われてみればそうなのですが、飛行機の離着陸の時に電子書籍リーダーが使えない!ということに気づいたときはショックでした。これには私も困ってしまい機内誌を見たりしていましたが、これも今後改善されるようですね。先日米連邦航空局(FAA)が旅客機内でのスマートフォンやタブレットなどの電子機器の利用について、離着陸時を含む全飛行行程で認める方針を発表したというニュースがありました。

あと先日あだち充氏のMIXの1巻と2巻をReaderストアで購入したのですが、ダウンロード期限というものがありました。ダウンロードしてしまえばずっと読めるようですが、一旦端末から消してしまい、その期限を過ぎてしまったらもう読めないということなのでしょうか。なんとなく不安です。

おわりに

まだまだ新刊も電子化されているのはごく一部ですので、紙の本も買うことになってしまうのですが、やはり電子化ってかなりハードルが高いのでしょうかね・・・・確かに自分の周りでは電子書籍仲間はいませんし。


池澤夏樹氏、逢坂剛氏、小野不由美氏 、北村薫氏 、桐野夏生氏、椎名誠氏 、真保裕一氏 、高村薫氏 、東野圭吾氏、百田尚樹氏 らは本当に電子書籍が大っ嫌いなのでしょうか・・・残念です。


以上です。