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酒のみも中高年となったら「酒品」を考える

酒品とは

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 酒品という言葉があります。辞書には載ってないので、太田和彦さんの著作に出てくる言葉ですが、

酒品とは、行儀、たたずまい、酔って乱れず。
そして酒が入って温かい人間的魅力を発揮する。

 と「超・居酒屋入門」に書かれています。

酒が入って温かい人間的魅力を発揮する

 酒を飲めば酔っ払います。

 僕の場合会社帰りに酒場に寄ると、暖簾をくぐって瓶ビールを飲むまでは完全に会社の管理職モード。でも徐々に酔っ払ってきて恐い顔から普通の顔になり笑顔もでてきます。その変化には自分でも気づいており人からも指摘されます。まぁそれは仕方ないですよねー。

 そして日本酒に切り替えて1合飲んだ時点でほろ酔い気味。この辺りがとても気持ちいいのです。

 でもここからある人の批判や誹謗中傷の話が出てくると気分良く酔うことができません。酔って出てきた本音の話が他人の悪口だとげんなりしますし、そもそも酒場では人の考え方や主義主張とか聞きたくないですもん。やはり酒に酔って徐々に見えてくる人間性に温かみがあって、面白い一面が見えてくるのが酒場で一番楽しいときかなと思います。それを太田和彦さんは酒品といっているようです。「酒が入って温かい人間的魅力を発揮する」かぁ・・・ちょっと難しいですけどねー

酔いを自覚する

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 酒品があるということは、酔いを自覚することがまず第一なのかなとも思います。先ほどのビールから日本酒に移って1合を飲み終えたあたり。そしてもう1合追加してそれを飲み終えたあたり。

 このビール1本、日本酒2合、あわせて3セット。この3という数字がまず切り上げるタイミングかなと自覚するようにしています。

 いや実際に自覚していれば泥酔することは無いのですが、先日もビール生1杯、日本酒2合、サンボア流氷無しハイボール2杯、焼酎水割り1杯・・・・ここで急にガクンときました。飲んだ数字は6。日本酒を水か白湯で飲んでおけば違っていたのかもしれませんが、やはり酔いを自覚できないのであれば、必ず水を飲むとか、パターン化して飲むとかしないと、酒品があるとは言えないのでしょうね。(出来そうも無いこと言ってますがー)

 太田和彦さんも

酒のみも中高年となったら、できれば「酒品」がほしい。

と書いておられるので、ターゲットは中高年みたいです(汗)


本日は以上になります。


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