酒で繋がる人と人
通いつめていた隠れ家的な居酒屋がビル再開発に伴い一旦閉店した。カウンター8席、小上がり2卓の小さな居酒屋だった。地元のお酒好きに愛されて、そこで知り合った仲間と2次会と称してバーやカラオケなんかにもよく行った。
週に2,3回は通っていた居酒屋だったので急に行き場が無くなり、閉店してからは新しい店を開拓したり、ご無沙汰している店にも顔をだしたりした。それはそれで新しい知り合いができるし、新しい酒にも、美味しい料理にも出会えるからとても楽しい。
僕は基本的に一人で酒場に入る。ひとりで黙って飲む酒はいろいろと考えることができて好きだ。
でもさすがに話し相手が欲しくなるときもある。その時は、あの店で飲んでいれば、きっと誰かがくるはず・・・という店に行く。僕にとってのそういう居酒屋は冒頭の一旦閉店した「隠れ家・居酒屋 谷ツ田」という店だった。
居酒屋 谷ツ田が川口に移転
馴染みの店が一旦閉店して、場所を変えて新規オープンという状況は僕にとって初めてだ。その「居酒屋 谷ツ田」が埼玉県川口市にオープンする。そのプレオープニングに行ってきた。ちょっとびっくりしたのが、1Fは立ち飲みカウンターのみ。そして2Fはテーブル席のみ。これだと一人飲みの時は立ち飲みになってしまう。もちろん立ち飲みも好きなんだけど、ささっと1時間で飲む短期決戦みたいな感じになってしまうので、やっぱり「谷ツ田」では座って飲みたいな、と感じた。