常連との人間関係
馴染みの居酒屋が移転
馴染みの居酒屋(以下居酒屋Y)が一旦閉店しました。また別の場所でオープンすることになるのですが(いわゆる移転)、週1,2回通っていた店が無くなる・・・・という経験は初めてだったので、それがどのような状況を生むかもよくわからず、またオープンした時に顔を出せばいいかな、ぐらいに思っていました。
その居酒屋Yの新たなオープンは電車で4駅離れてしまうので、さすがに行けても月1回ぐらいかなぁとか、そもそもあまり馴染みの無い駅なので、年数回程度かなぁなんて考える時もありました。
常連と再び会えるのか
ただ最近気づいたのが、その居酒屋Yで知り合った常連さん、顔馴染みの方たちとは、もう会えないんじゃないだろうか、と感じ始めました。既に居酒屋Yは閉まっているため、まず選択肢として馴染みの店が1軒無くなった訳で「今日はどうしようかな・・・」と考える時間が増えましたし、その時ふと「もうあのメンバーとも会えないんだな」と思う時もあります。
そうはいっても、基本的に酒が好きな、かなりコアなメンバーとは、他の居酒屋やバーで会います。必ず会っちゃいます。会いたくなくても、そこにいます(笑)世間は狭いというより、酒好きが気に入る居心地のいい店には、自然とみんな集まりますから、それはそれで健全なコミュニティーなのでしょう。
深入りしないほどよい関係
ただ居酒屋Yに来ていた常連さんは、それほどお酒自体が好き、という感じでもなく、毎日どこかで飲んでしまう僕達とは少し異なる「酒飲みスタイル」でしたので、他の店では会うことはないんですよね。それと旅行や、お花見、そして他のイベントとかにも一緒に行っていましたので少し関係が濃くなりすぎたかな、という思いもありました。
こういう風にドライに書いてしまうと、薄情、冷血、無慈悲とか思われてしまうおそれもありますが、関係って深くなればなるほど複雑で面倒なことがたくさん出てきますので、やはりほどほどの距離感、即ち居酒屋やバーでしか会わない人間関係の方が、実は長く付き合えるのかな、と思ったりもしています。
酒場でまた会える楽しみ
酒場で知り合った気の合う仲間とは、またどこかの酒場で偶然会うのが一番しっくりくるし、そういう関係のほうが相手をずっと(男女問わず)好きでいられるような気がしてます。
以上です。
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