90sレディ・ソウル
僕(ロケットボーイみや)は比較的学生時代からレディ・ソウルを追いかけていて、今でも継続してCDは買い続けています。先日もアン・ヴォーグの記事を書きましたが、今中古CD屋でも90年代のソウル、R&BのCDは比較的安価で売られてますので、 そんなにお金もかけずに、良い曲、そしてカッコイイ曲に出会える機会も多く、それが楽しいんですよね。
そしてレディ・ソウルを扱ったガイド本「LADY SOUL―ブラック・ビューティ・ミュージック・ガイド」を読んでいると、急にSADE, Erykah Badu, Jill Scott, Missy Elliottなんかが聴きたくなったりします。
そんな中、僅か1曲のヒットで姿を消してしまったアーティストのことを「ワン・ヒット・ワンダー」と呼んだりもしますが、90年代にもシングルたった1枚で、アルバムも出せずに、シーンから遠ざかってしまったレディ・ソウルも少なくないようです。
そこでYouTubeでその90年代レディ・ソウルの「ワン・ヒット・ワンダー」を探してみたところ、やっぱりしっかりとアップしてくれている外国の方がいらっしゃるのは凄いです。今日はそんな「ワン・ヒット・ワンダー」の名曲を紹介します。
いきなり90年代屈指のバラードを。あまりに完璧過ぎて何度もリピートしてしまいます。ダネッシャ・スター で As Long As I Live。
Danesha Starr feat. Rome - As Long As I Live (-1998-)
次もしびれまくりの1曲。このCoolさ、何故1曲のみで消えてしまったのか。あまりも早熟で時代が追いついていかなかったのか。エンジェルムーアのEcstasyをGhetto Jazz Remixでどうぞ。
Angel Moore-Ecstasy (Ghetto Jazz Remix)
ジャム&ルイス絡みらしいタニア・ヴォーン。Bounceという曲が見つけられなかったので、 Get Your Groove Onを。
Tanya Von - Get Your Groove On (Long Version)
いよいよグループ行きましょう。まずは女性デュオのファブ。この1枚のシングルのみで消えていきました。 ファブで Just Roll。
Fabu - Just Roll
Mo' Moneyのサントラに収録されていた作品なのに、まったく鳴かず飛ばず。ちょっとTLC狙いが逆効果だったのか、でもこの曲自体は元気で悪くない。
Krush - Lets Get Together (90's For Peace Radio Edit) [HQ Audio]
このガールもこの1曲だけで消えてしまいました。アルバム無し。とっても気持ちのいい曲なんですが、なんででしょ?
Gyrl - Play Another Slow Jam - 1995
このアシャンティの2曲も文句なしに素晴らしい。このシングル1枚2曲を最後に公には現れてきていません。売れたAshantiとは違います。
Ashanti - Something's Wrong (Bump N' Grind) (Radio Mix) (-1994-)
しかしこの2曲はほんと素晴らしい。なんで消えてしまったのでしょうか・・・
Ashanti-U Know I Will
そして5人組のアース・ガールズ。5人組でこの完成度、だけどシングル1曲でアルバム無しって・・・・何度も言いますが「なんで?」
Earth Gyrlz - Love Of Mine (1995)
ということで最後は上記「Lady Soul」で紹介されていたカーラ・トーマス。これは、何故か注目されなかった曲という意味なのだと思います。この Thing's You Make Me Do を聴きながら本日の「シングル1曲で消えた90sレディ・ソウル・ワン・ヒット・ワンダー」特集は終了です。
Carla Thomas - Thing's You Make Me Do
以上です。
(参考:LADY SOUL―ブラック・ビューティ・ミュージック・ガイド )