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夏に見頃を向かえる草花たち (附属自然教育園 Institute of Nature Study) [Canon EOS 7D]

いよいよ6月も終わってしまいますね。アジサイもハナショウブも元気がなくなり、かろうじて咲いているバラの姿も、なんとなく寂しい感じです。でもこの季節でも元気に咲いている花はきっとあるはず・・・という、あまり当てにならない確信をもとに、森林浴を兼ねて森に突入です。

 

ユリ科ワスレグサ属の多年草 「ノカンゾウ」です。元気に咲いてました。ノカンゾウは朝咲いて、夕方にはしぼんでしまう1日花です。日本では古くはワスレグサと呼ばれていますね。オレンジが鮮やかで緑が多い季節には映えますね。

 

「オカトラノオ」です(笑)普段は絶対スルーしますよね。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草ですが、花穂が直立せずに曲がっていますので、ちょっと慣れないとグロい感じがしますね。これが虎の尻尾に見えることから「トラノオ」と名付けられたようです。さぁ、段々とマニアックになってきます。

 

ユリ科ギボウシ属の「オオバギボウシ」です。どう考えても普段はスルーです。漢字では大葉擬宝珠と書きますが、擬宝珠とは橋や寺社の欄干に取り付けられた飾りのことです。でもじっくり見ると結構魅力的にみえてきます。

 

森はとにかく凉しいです。

風も気持ちいいですし、何も予定のない週末こそ森林浴でボーっと過ごす。最高の贅沢かもしれません。

 

ユキノシタ科チダケサシ属の多年草「チダケサシ」。湿った草地などに生育します。漢字だと「乳茸刺」と書きますが、チダケという食用のキノコを採り、持ち帰る時にこの草の茎に刺したことからこの名前があるようです。かわいらしい花なのに名前の由来はちょっとエグいという。

 

さらにマニアックになってまいります。ガマ科ガマ属の多年草「ヒメガマ」で、水辺や湿地に生育します。因幡の白兎で有名なガマの花粉は傷の特効薬ですよね。

 

なんとなく似ている、というかソックリですが、多分「イヌヌマトラノオ」だと思います(汗)イヌヌマトラノオは先ほどのオカトラノオと、また別のヌマトラノオの交雑種みみたいですが、もう正直どうでもいいです(笑)

 

緑の輝きは美しいです。緑と光とが織りなす輝きはこの季節ならです。

 

ちょっと名前は思い出せません。白い花を撮るのは難しいですね。

 

かろうじてアジサイもまだ咲いていました。

 

 

緑と光があればシャッターを切りたくなります。とても暑い日でしたが、リフレッシュできました。ちなみに虫除けスプレーは必須でした・・・・次回からはしっかり用意して、かつ日焼け対策も万全でのぞみたいです。