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廣戸川 純米吟醸 初しぼり 25BYと珍味三点盛りを愉しむ(浦和 料理・酒 おがわ)

廣戸川という日本酒

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昨年は福島・会津の宮泉銘醸が醸す「寫楽(写楽)」にハマり続けた一年でしたが、先日油断していたら「今年はこの酒かもしれないな」という日本酒に出会いました。その酒は松崎酒造店の「廣戸川」という純米吟醸。これは実に旨かった。飲みやすいというより、透明感のあるキレ味が魅力で口全体に広がる旨味があるんですよね。

酒蔵のある天栄村(てんえいむら)を流れる釈迦堂川がかつて「廣戸川」と呼ばれていたことに銘柄名は由来するようですが、明治25年創業の伝統ある酒蔵のようです。今年もやはり福島の酒が勢いありますね。

珍味三点盛り

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いつものさいたま市浦和の居酒屋「料理・酒 おがわ」で廣戸川を飲みながら、肴は珍味三点盛り650円を注文。最近はガッツリ料理を食べながら酒を飲むというよりは、刺身、おでん、珍味をつまみながら日本酒や焼酎を飲むのがマイペースな飲み方になってます。ですので3人や4人で飲むと明らかに私だけつまみが減るペースが遅いのですね。ま、年かもしれませんが・・・。

この珍味三点盛り、あまり主人とは話した事はありませんが、全国の居酒屋を廻られたご主人が選ばれたその土地土地のお気に入り珍味なんだろうなと思ってます。

鰊(にしん)の山椒漬け

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会津のにしんの山椒漬け。これはにしんの背肉だけをとって乾燥させたものを山椒の芽が芽吹く季節に、山椒の新芽とともに漬けたものだと思います。酒の肴としては文句なしに最高のつまみです。

ゆず味噌

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これは確かメニューには「ゆず味噌(庄助)」と書かれていたと記憶していますので、宇都宮の老舗居酒屋「庄助」の「ゆず味噌」をイメージしたものでしょう。ゆずをくり抜いて、味噌をつめて燻したゆず味噌、確か庄助の品書きにはなかったんじゃないでしょうか。もちろん酒の肴としては最高すぎます。

クサヤチーズ

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メニューの表記はクサヤチーズ(八丈島)だったと思うので、これも太田和彦ウォッチャーであれば郷土料理「梁山泊(りょうざんぱく)」のくさやチーズをイメージしているのかな、ということが想像できます。これに明日葉ビール、黒潮の刺身を加えるとそこはもう八丈島なわけです。このクサヤチーズも最高の肴としか表現できないんですが(笑)これがまたいいんですよね。とてもシアワセな気分になります。

〆の泡盛

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そして何故かこの日は泡盛の「宮之鶴」の水割りで〆ました。最後に泡盛を飲むときは何となく飲み過ぎなんですよね(笑)写真はいつものRICOH GRでの撮影です。


以上です。


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