浦和「料理・酒 おがわ」でひやおろしを飲む
京都旅行も終わり、普通の生活が戻ってきました。もちろん京都で飲むお酒も美味しいのですが、いつもの馴染みの店で、店主や常連たちと、愉しみながら飲む酒や料理は格別なものがあります。ここ最近、浦和の「料理・酒 おがわ」で私が飲んだ日本酒の「誰得」記録です。
今はもう「ひやおろし」中心に飲んでます。この日は「ゆきの美人」が入ってましたので真っ先に注文。秋田の酒「ゆきの美人」は、あれば必ずたのみます。純吟ひやおろしです。意外としっかりした味で満足度高し。
冷卸（ひやおろし）とは、春にしぼられた新酒に火入れ（加熱処理）を行い、夏の間は酒蔵の中で貯蔵して程よく熟成させて、秋になって瓶詰めをして出荷する酒をいいます。秋あがり、秋晴れとも呼ばれます。
しっかりと発酵させたいい酒は、秋になると一段と美味しくなっていきます。
最近こってるんですが、グッと寄って、色合いや色の濃さを変えて撮る。これぞ完全な自己満足。
あれば必ず注文するシリーズ、たこぶつ。私の中では、「蛸」「茄子」「チーズ」はメニューにその文字を見つけると必ず注文です。間違いありません。
最近は生のタコ、刺身が流行っていますけど、やっぱり茹でてこその甘みを楽しむのが一番です。カニを食べてるタコだったらなお良し！
広島の酒（金光酒造）「賀茂金秀 特別純米酒 秋の便り」。呼び名はもちろん「カモキン」でOKです。これはカモキンにしてはなかなかの旨口。お燗にしてもよかったかもしれません。
そして寄る！はてなブログで日本酒をハイキーに撮る男。それはロケットボーイみや。完全に自己満ワールド。
肴は「柿山葵（わさび）和え」。果物の柿（かき）にワサビを和える斬新なつまみ。これがなんと日本酒に合う。合いすぎます。
居酒屋とは酒を楽しむところです。そして日本酒はウイスキーと違って肴が必要です。ワインは料理に合わせますが、日本酒は酒が主、料理は従。酒をうまくする料理でなければいけないのです。柿山葵和え、完璧です。
石川県松浦酒造の「獅子の里」純米吟醸 秋あがり 絆。さすがに「絆」っていう言葉を付けるのはあまり好きではありませんが、この字はいい。そして味もキレキレ。美味いです。
字が素晴らしいので、もちろん寄る！ザラザラ感がたまりません。
新牛蒡（ごぼう）胡麻酢和え。ごぼうを食用にしているのは、世界でも日本と台湾だけ。こんなに美味しいのに～。
「鷹勇」生酛純米 強力（たかいさみ きもとじゅんまい ごうりき）。冷たいのを頂きましたが、これはお燗でしたね。強力米で生もとということで、クドいくらいのコク、そして酸味がガツンときます。完全に上級者向け。いずれ燗して飲んでみたいですね。もちろん剛力彩芽の話題をしつつ飲むのです。
イクラ三色和え（長芋、おくら）。もう絶対に間違いのない肴です。
寫楽（しゃらく）の中でも一番旨い「純吟なごしざけ」。肴必要なしの傑作。あれば絶対たのみます。「なごしざけ」とは、「夏を越し酒」という意味です。しかし香り、吟醸味、酸、キレ、ともに完璧です。
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福島は会津の酒、ロ万（ろまん）シリーズ。「一口万（ひとろまん）」、「七ロ万（ななろまん）」ときて、ひやおろしは「十口万（とろまん）」です。これは旨かった。当たりです。
比内地鶏のボンジリ焼き。1羽に一つですので、かなり貴重。あれば必ず注文します。ちびちびと、かじります。かじってかじってかじりまくるので、女性は少しきついかもしれませんね。でも最高なのです。
秋田県大仙、刈穂酒造の「刈穂」純吟秋カワセミ。秋ですねー。こういうラベルもたまにはいいものです。味は少し甘かったかな。
そして「三芳菊（みよしきく）」特別純米 阿波山田錦 秋上がり。このラベル（笑）これはコメットさんでしょう、絶対！味はワインっぽくて阿波山田錦の特徴なのでしょうかね。日本酒に挑戦してみたい女性にぴったりだと思います。
かわいい！（笑）
こんな感じで、先週、先々週とたくさん飲みました。
以上です。
料理・酒 おがわ
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