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Rocketboy Digital

お酒とカメラと音楽が好きです

Kindleで気軽に読める酒の本 8選+2

男なら読んでおきたい酒の本

 以前、男なら読んでおきたい酒の本 10選 - Rocketboy Digital 

という記事を書きました。これは結果的に、本棚に並べて酒を飲みながら何度でも読み返すという、かなり読み応えのある、且つ腰を据えて読む本10選という趣きになってしまいました。でも酒の本としてのクオリティは間違いありませんので、今でも自信をもってオススメできます。

 ただ中には古い本も多く、絶版本もあり、且つ電子書籍化もされていないという、なかなかの敷居の高さであるため、今気軽にKindleでも読めちゃうオススメの「酒」の本を厳選しました。

 

Kindleで気軽に読める「酒」の本

ひとりフラぶら散歩酒 大竹聡 Kindle版

ひとりフラぶら散歩酒

ひとりフラぶら散歩酒

 雑誌『酒とつまみ』創刊編集長の大竹氏がおくる「散歩酒」の本。素晴らしいです。ぶらぶらと歩いて、気になる酒場で酒を呑み、そしてフラフラする。そんな安上がりで最高にステキな昼酒のススメ。三浦海岸から鎌倉、西浅草から神田、この本を読むとほんと今度の休日にフラフラと出かける予定をたてたくなります。この人の文章は温かみがありますし、ほんとにお酒が好きなんだなぁという気持ちが伝わってきます。また、自伝的な「酒呑まれ」という名著があるのですが、未だKindle化無し。加えて山口瞳氏の「酒呑みの自己弁護」という名著も電子化無し!筑摩書房よ、いい加減そろそろ電子化を!

<番外編:電子化まだ>

酒呑まれ (ちくま文庫)

酒呑まれ (ちくま文庫)

酒呑みの自己弁護 (ちくま文庫)

酒呑みの自己弁護 (ちくま文庫)

 山口瞳氏の著作は元々1973年に出版されたもので、夕刊フジにおける連載「飲酒者の自己弁護」をまとめたもの。山口氏のキレのある文章と、山藤章二氏の味わいのあるイラストが、酒を呑みながら読むのにマッチします。 

 

酒場歳時記 吉田類 Kindle版

酒場歳時記 (生活人新書)

酒場歳時記 (生活人新書)

 「酒場放浪記」の吉田類さん著作ですがなかなかいい本です。というのも意外と類さんって居酒屋ではイジられやすいキャラで、雑誌Dancyuなんかに類さんが酒の評価なんてしようもんなら、「なんで吉田類なのよ」とビシっと斬られますw やっぱりあの酒場放浪記での、隣の人との乾杯、隣の人からツマミを無理やり頂いてしまうという、これが(羨ましい反面)街の呑兵衛たちには受け入れ難いのでしょう。でもこの本を読めば、意外と類さんを見直します。オススメ。

 

太田和彦の居酒屋味酒覧〈第三版〉精選173 Kindle版

太田和彦の居酒屋味酒覧〈第三版〉―精選173―

太田和彦の居酒屋味酒覧〈第三版〉―精選173―

 太田和彦さんの著作も、全然電子化されてません。でもこの全国居酒屋ガイドはいつでも取り出せるように、KDPやタブレットには入れておきたいですよね。しかしこのKindle版は本文が固定レイアウト。これは無いでしょ。文字が小さすぎて読みづらいし、とにかくひどい!ひどすぎ! 新潮社がこういう仕事しちゃうから、太田さんが電子化を躊躇しているのではないかと勘ぐってしまいます。まぁ今なら47%オフの560円ですけど・・・・

<仕方なくこれは紙の書籍でも仕方なしか・・・新潮社め・・・>

太田和彦の居酒屋味酒覧〈第三版〉: 精選173

太田和彦の居酒屋味酒覧〈第三版〉: 精選173

 

レバ刺しの丸かじり 東海林さだお Kindle版

レバ刺しの丸かじり: 35 (丸かじりシリーズ)

レバ刺しの丸かじり: 35 (丸かじりシリーズ)

 東海林(しょうじ)氏のエッセイはとにかく面白い。この方の目の付け所、こんな視点で文書を書けるんだ、というある種物書きテクニックは、ブログを書く際にとても参考になってます。でもこの「丸かじりシリーズ」もまだ4冊程度しか電子化されてなくて、ほんとに、とっとと全集っぽくまとめて出して欲しいです。これは最新刊なので単行本価格なため、ちょっとお高めですが、今なら一応33%引きみたい。

 

今夜、すべてのバーで  中島らも Kindle版

今夜、すべてのバーで (講談社文庫)

今夜、すべてのバーで (講談社文庫)

 アル中の物語です。吉川英治文学新人賞受賞作。酒呑みには是非読んでもらいたい作品です。私を含め、酒好きのみなさんは決して自分はアルコール依存症とは思っていないでしょうが、アルコール依存というのは実はすぐそこまで来ていますし、その境界たるや非常にあやふやなのです。酒飲みはほんと読むべき書。私はらもさんほどお酒が強くなくてほっとしてます・・・(でも気をつけます)

 

ミミズクとオリーブ(1)芦原すなお Kindle版

ミミズクとオリーブ: 1 (ミミズクとオリーブ・シリーズ)

ミミズクとオリーブ: 1 (ミミズクとオリーブ・シリーズ)

 頼りない主人公の「ぼく」と聡明な安楽椅子探偵の奥さんの物語。小説の中には美味しい料理と奥様の名推理に溢れてます。二人の郷里、愛媛の郷土料理が小説内にたくさん出てくるのですが、これを肴にグイグイ飲めてしまう変な魅力があります。この料理にはこの酒か・・・なんて考えるのも楽しい。正直言ってミステリーの部分はオマケ程度なのですが、この小説の優しい雰囲気、季節感、そして夫婦の会話がやっぱり好きなんですよね~。いつでも読めるKindle化がかなり嬉しい作品です。

 

クリスマスのフロスト R・D・ウィングフィールド (著), 芹澤 恵 (翻訳) Kindle版

クリスマスのフロスト

クリスマスのフロスト

 酒好きの探偵といえばフロスト警部、でもそんなに酒を飲むシーンは出てきません。ただ酒が好きなんだなぁというのは確実に伝わってきます。この小説を、家で酒飲みながら読みだすと、集中し過ぎてしまい、徹夜で読み続け、且つ酒も飲み続けてしまう可能性があるので、是非週末に読まれることを強くオススメします。ミステリーですので、事件は結構ヘビーなんですが、とにかく下品なジョークと愛されキャラのフロスト警部のファンになること間違いありません。ほんと素晴らしい。フロスト日和夜のフロストフロスト気質もKindle化されているので東京創元社に感謝。

 

BARレモン・ハート (27) 古谷三敏 Kindle版

BARレモン・ハート : 27 (アクションコミックス)

BARレモン・ハート : 27 (アクションコミックス)

 落ち着きますよね。やっぱり。マスターとメガネさん、そしてマっちゃんが織りなすストーリーにココロ癒やされます。まだお読みでない方は是非。なんとなくですが、新刊から集めていく方が気分的にも楽かな。

 

 

おわりに

 Kindle化されている書籍ってほんとまだまだ少ないんだなぁと改めて感じる結果となりました。少なすぎます。それにお酒を飲みながら読むんだったら文庫でもいいんじゃない?という気もしますが、一応今回はKindleで気軽に読める「酒」の本、ということで、この曲を聴きながらお別れです。ダウン・タウン・ブギウギ・バンドで「ああブルース」

 

以上です。

 

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