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お酒とカメラと音楽が好きです

愛宕神社 千日詣り ほおづき縁日。でも前日にお参り。

愛宕神社(あたごじんじゃ)の千日詣り(せんにちまいり)、ほおづき縁日の前日に少しだけ寄って来ました。毎年6月23日が茅の輪くぐり、6月24日が千日詣祭なのですが、その前日の22日しか時間がなかったので、雰囲気だけでもと思い訪問しました。

6月23日と6月24日に参拝すると、1000日分の御利益(ごりやく)があると言われていて、江戸時代からたくさんの人々がお参りに訪れたようです。そしてこの「千日詣り」の日は、「ほおづき市」が出て、ご参拝の時にほおづきを求めるのが江戸庶民の楽しみだったみたいですね。   

 数は少ないですが、あじさいも咲いていました。この日はRAW画像で撮っていないこともあり、ホワイトバランスが勝負です。色温度をいろいろ変えながらの撮影でした。

手水舎(ちょうずや・てみずや)で手と口を清めてから参拝をします。

これはどの神社でもそうだと思うんですが、右手で柄杓(ひしゃく)を持って水をくみ、その水を左手にそそいで左手を清めます。そして、柄杓を左手に持ち換えて、今度は右手を清めます。最後に柄杓を右手に持ち換えて、水を汲んで、その水を左の掌(てのひら)に受けて、口をすすぎます。

柄杓に直接口をつける人が意外と多いんですよね。  

既に社殿(しゃでん)前には「茅の輪(ちのわ)」がありました。ここを23日と24日にくぐってお参りすることで、千日分の御利益があると信仰されてます。

この日は22日だったので、さすがに千日分のご利益はない・・・と思いますが、気合を入れてお参りしてきました。

愛宕山(あたごやま)という標高25.7メートルの山の上に愛宕神社はあるのですが、この愛宕山は23区内で一番高い山なんですね。新宿区の箱根山は44.6メートルありますが、これは人工なので、自然地形だと愛宕山が23区内でもっとも高いようです。愛宕神社に上がる急な石段「出世の石段」はナメてかかると、ほんと大変なことになります。息が上がり、汗ダラダラ、足ガクガク・・・・

 あじさいは咲いていればやっぱりシャッターを切ります。

 

さすがにこの日は参拝客も少なかったため、ゆっくりとお参りすることができました。人混みは苦手です。

 この提灯の下で、ほおずきが売られています。「ほおずき」か「ほおづき」か・・・。歴史的には「ほおづき」が正しいと思いますが、現代仮名遣いでは「ほおずき」が推奨されているんですよね。

江戸の頃、お参りしたあとに、境内で自生してていたほおずきを飲むことで子供の癇(ひきつけ)や婦人病に効くと言われていたようです。今はお祓い済みのほおずきを受けると特別に社殿の中で本人もお祓いしてくれます。

 この時期だと、ほおずきもまだ緑色です。浅草寺で7月に行われるほおずき市の方が有名ですが、もともとはこの愛宕神社から始まったものらしいですね。平岩弓枝著「犬張子の謎-御宿かわせみ」にもその様子が記されているようです。

私は苔(こけ)を撮るのは写真の醍醐味だと思ってます。写真を撮っててテンションが最も高くなるのはサクラ、そして次が苔(こけ)です(笑)

 残念ながらこの日はご朱印帳を忘れてしまいました。

今度は浅草寺のほおずき市を訪れて、ほおずきも買えればと思います。 

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